聖書別日ごとの糧   >>   列王記Ⅱ[2013]

2013年 01月 26日 (土)

Ⅱ列13:1-25
五回、六回打つ人

 エホアハズがイスラエルの王になりました。彼は主の目の前に悪を行ないました。お怒りになった神様は、続けてイスラエルをアラムの手に渡されました。アラムにしいたげられ、耐えられなくなったエホアハズが主に叫びました。神様は、彼の祈りさえも、聞いてくださいました。救い手を遣わしてくださり、イスラエルがアラムの支配から抜け出すことができるようにされました。ところが、イスラエルはアラム人の支配から抜け出すと、アシェラの像を作って、偶像崇拝をしました。自分に苦しみの問題が続く場合があります。その時、苦痛の問題が解決されることだけに、祈ってはいけません。苦しみをくださる神様の御旨を仰ぎ見なければなりません。自分が変わり、神様に立ち返る機会になるように、と祈らなければなりません。
 エリシャが死の病をわずらっていた時、イスラエルの王ヨアシュがお見舞いに来ました。エリシャはヨアシュに、窓の外に矢を射るように、言いました。矢を射ると、このようにアラムを矢で射るようになる、と言いました。エリシャは今度は、矢を取って地面を打ちなさい、と言いました。王は地面を三回打って、やめました。これを見たエリシャは怒りました。王が五回、六回打っていれば、アラムを打ち滅ぼしていたのに、三回だけ打ってやめてしまったからです。王は、アラムを打ち滅ぼすだけの、信仰がありませんでした。神様は、人それぞれの願いに従って、祝福してくださいます。大きく、はっきりとしていて、切なる願いを持った人が、大きな祝福を受けます。三回打つことに、とどまってはいけません。五回、六回、打たなければなりません。

祈り:主よ!それまで、私は三回しか打たなかった人生を過ごして来ました。五回、六回打つ人に代わるように、助けてください。

一言:五回、六回、打ちなさい


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