聖書別日ごとの糧   >>   列王記Ⅱ[2013]

2013年 02月 14日 (木)

Ⅱ列16:1-20
祭司であるにも関わらず

 アハズがユダの王になりました。彼は偶像を拝みました。さらに悪いことに、自分の子どもたちを偶像のいけにえにささげることも、しました。その時、アラムの王とイスラエルの王がエルサレムを包囲しました。危機を感じたアハズはアッシリヤの王に使者を送って、救いを求めました。アッシリヤの前に、自分を低めて屈辱を受け、金銀の贈り物をしました。アッシリヤの王はその願いを聞き入れ、すぐに上って行って、ダマスコを攻め、アラムの王を殺しました。アハズは危機の時に混合主義の信仰の罪を悔い改めて、神様に祈らなければなりませんでした。しかし、彼は悔い改める代わりに、強大国の力に頼って危機を乗り越えようとしました。しかし、それはさらなる危険の選択でした。人の知恵と力に頼って危機を乗り越えようとすることは、根本的な解決にはなりません。悔い改めて、神様に頼らなければなりません。
 アハズ王はアッシリヤの王に会いに行った時、そこにあったアッシリヤの偶像の祭壇を見て、深い印象を受けました。彼は、祭壇の図面とその模型を送り、祭司ウリヤに造るように指示しました。すると、祭司ウリヤは王が指示したことを、その通りに行ないました。偶像の祭壇を造るように命じると、その通りに造りました。宮の器具と図面を勝手に変更をしてまでも、王が命じた全てのことをそのまま行ないました。彼は祭司として、王の不信仰と偶像崇拝の罪を咎めなければなりませんでした。いのちをかけて、止めなければなりませんでした。私たちが霊的な指導者として、この時代の罪に沈黙したり、同調してはいけません。すると、時代が傾いて行きます。

祈り:主よ!私が世のあやまった罪に同調せずに、手綱を持つ勇気が持てるように助けてください。

一言:罪に対して、同調してはいけない


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