聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅰ[2006]

2006年 02月 13日 (月)

歴代誌第一19:1-20:3
小心者ハヌン


Ⅰ.ダビデを誤解したハヌン(19:1-5)

 アモン人の王ナハシュが死ぬと、その子ハヌンが王になりました。ダビデは以前ナハシュに受けた恵みを覚え、ナハシュの子ハヌンに恩返しをしようとしました。それで弔問使節団を送りました。ダビデは純粋で、心が広い人でした。ダビデはどんなに些細なことでも、受けた恵みを忘れずに返そうとしました。

 しかしアモンのつかさたちとハヌンはダビデを完全に誤解しました(3)。また弔問使節団を侮辱しました。これを見ると、ハヌンは人の善意を知らない心が狭い者でした。このような小心者はダビデのような大物とは肩を並べることができません。

Ⅱ.奴隷に転落したアモン人(20:1-3)

 ハヌンは、自分がダビデから恨まれたことを知ると、お金でアラムの軍隊を買って、まず戦いをしかけました。しかし彼らはダビデの軍隊の相手になりませんでした。ヨアブが軍隊を率いて行き、アモン人の地を荒らし、ラバを打ち、破壊しました。民たちを連れて来て、奴隷の仕事をさせました。結局ハヌンと民たちは奴隷に転落しました。これが心が狭い小心者の末路です。


祈り:主よ!私もハヌンのように心が狭いです。私の心を広くしてください。

一言:心が広い人になろう


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