聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅰ[2006]

2006年 02月 14日 (火)

歴代誌第一21:1-30
人口調査を行なったダビデ


Ⅰ.サタンに誘い込まれたダビデ(1-8)

 ダビデは神様の助けによって勝利の御業を成し遂げました。その時、サタンはダビデを妬んで傲慢を植えました。サタンは、ダビデが人口を調査するように誘い込みました。ダビデは自分の民の数を自慢したいと思い、軍隊に力に頼ろうとしました。ヨアブがこれを知り、進言しましたが、これを無視し強行しました(4)。

 勝利の時に誇りたい心の誘惑が起こります。この誘惑に打ち勝つ者が本当の勝者です。

Ⅱ.神様の憐れみを選んだダビデ(9-17)

 神様はこのことを快く思われず、イスラエルを打たれました。ダビデは「しまった」と罪を悟りましたが、すでに時は遅かったのです。神様は三つの罰のうち、一つを選ばせました。ダビデは神様の大きな憐れみを信じ、神様の手に陥ろうとしました。それで神様は疫病で民を打たれました。これに、ダビデは罪を犯したのは自分なので、羊の群れを打たずに自分を打ってください、と求めました(17)。

Ⅲ.主に祭壇を築いたダビデ(18-30)

 神様はダビデの祈りを聞かれ、救いの道を見せてくださいました(18)。ダビデは多くの民を失ったばかりか、高い代価を払って神様が定められたところで全焼のいけにえと和解のいけにえをささげました。するとようやく神様は彼を赦してくださいました。罪には高い代価が要求されます。


祈り:主よ!私が自慢と傲慢がどれだけ大きな罪であるのかを悟り悔い改めます。私が主だけを誇り、頼るように助けてください。

一言:傲慢を罰せられた神様


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