聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅰ[2014]

2014年 01月 09日 (木)

1歴代誌11:1-9
統一イスラエルの王になったダビデ

1.主の御言葉通りに、王になったダビデ(1-3)
 サウルが死ぬと、全イスラエルはヘブロンに集まって、ダビデを王として迎えました。彼らは、神様がダビデをイスラエルの牧者であり、主権者としてお立てになったことを知り、ダビデに油を注いで、彼らの王としました。
 これは、神様がサムエルを通して、言われた御言葉が成就したことです(1サム16:1,13)。ダビデは、人間的な方法で、戦って王になろうとはしませんでした。サウルに追われ、命が危険の時にも、サウルを殺して、王になろうとはせずに、荒野での訓練を受け、時を待ちました。
 このように行なった時、彼は牧者であり、王になる内面を持つようになり、時になると、神様は彼を立て、民たちは彼を迎えました。神様は、信仰によって待つ者に、御言葉通りに成してくださいます。
2.ますます大いなる者となったダビデ(4-9)
 王になったダビデは、まずエブス族を征服し、シオンの要害を攻め取り、首都にしました。彼は王になった後、自分の権力を強化させることより、まず、神様がイスラエルにくださったカナン征服の使命に従いました。また、地を開拓して首都にすることで、民たちに苦痛を与えませんでした。このようなダビデはますます大いなる者となりました。これは、万軍の主が彼とともにおられたからです(9)。
 神様が共におられる人になる時にだけ、大いなる者になることができます。

祈り:主よ!私が、御言葉通りに成し遂げる神様を信じて、耐え忍び、神様がくださる内面の訓練を、よく担います。

一言:御言葉の通りになる



2014年 01月 10日 (金)

1歴代誌11:10-12:40
勇士たちの助けを受けたダビデ

1.ダビデの勇士たち(11:10-47)
 ダビデの勇士たちは、彼を助け、王権を強固にし、また、彼を王としました(10)。ダビデには、ダビデのために、自分の命を惜しまない勇士たちがいました(17,18)。一人では、大きなことができません。ダビデは、多くの勇士たちの助けを受けたので、統一イスラエルの王になることができました。ダビデが、彼らの助けを受けることができたのは、彼が神様を愛し、彼らを惜しんだからです(18,19)。
2.ダビデのところに戻って来た勇士たち(12:1-40)
 ダビデがサウルに追われ、ツィケラグに引きこもっていた時、彼を助けようと多くの勇士たちが集まって来ました。サウルの同族であるベニヤミン族の勇士たちも彼を助けるために訪ねて来て(1,2)、イスラエルの各部族の勇士たちが、人間の情と血統に縛られずに、住みなれた故郷を離れ、日々、ダビデのもとに集まって来ました。そのようにして、ダビデの陣営は、まるで神の陣営のようになりました(22)。ダビデの将来が不透明であったにも関わらず、多くの勇士たちが彼を助けることを、優先にした理由は何でしょうか。
 第一に、ダビデが、神様の御前で、暴虐のない生活をしていたからです(17)。暴虐がなく、神様を喜ばせる義人が、人を得ます(箴11:30,16:7)。
 第二に、御霊が彼らを揺り動かしたからです(18)。ダビデが神様の御前で生きるのを見ながら、彼らは御霊にゆり動かされました。

祈り:主よ!私も、多くの信仰の勇士たちを得ることを願っています。私が主を喜ばせようと思いますので、御霊が助けてください。

一言:主を喜ばせると、人を得る


<<(1)    前のページ(1)    2    次のページ(3)    (13)>>

聖書別日ごとの糧