聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅰ[2014]

2014年 01月 12日 (日)

1歴代誌14:8-17
時あるごとに神様に伺ったダビデ

1.神様に祈るダビデ(8-12)
 ダビデが全イスラエルの王になった、という知らせを聞いて、ペリシテ人が攻めて来ました。それで、ダビデが迎え撃ちに出て行きましたが、彼らはすでにレファイムの谷間に突入していました。レファイムの谷間は、イスラエルの腰に該当する戦略上の要塞でした。
 ダビデは、王として何かを見せるために、あせって自分なりの戦争をしてしまいがちでした。しかし、ダビデは静かに神様の御前に出て行き、神様の助けを求めました。それで、神様は、作戦とともに、勝利に対する約束をくださいました(10)。ダビデは、神様の御言葉通りに、戦いに出て、水が破れ出るように、敵を破りました。どんなことであっても、祈り、神様の導きを受ける時、勝利することができます。
2.さらに祈るダビデ(13-17)
 ペリシテ人が戦列を整えて、再び攻めて来ました。ダビデは勝利に酔いしれて、今は神様に尋ねることなく、過去の方法で出て行くこともできました。しかし、彼はまた、神様に祈りました(14)。その時、神様は新しい作戦をくださり、大勝するように助けてくださいました。人は一度成功すると、心がかたくなになり、自分の方法や経験を信じて行ない、新しい状況では失敗する場合が多くあります。しかし成功した後にも、傲慢にならず、謙遜に、また神様に祈り、従う者はいつも、勝利することができます。

祈り:主よ!私が、さらに神様に尋ねます。この時代、福音の御業においても、勝利できるように、助けてください。

一言:再び神様に尋ねることが、勝利の秘訣


<<(1)    前のページ(3)    4    次のページ(5)    (13)>>

聖書別日ごとの糧