聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅰ[2014]

2014年 01月 15日 (水)

1歴代誌17:1-15
ダビデに祝福を約束された神様

1.わたしは地上の大いなる者の名に等しい名をあなたに与える(1-8)
 ダビデは、「自分は杉材で造った宮殿に住んでいるのに、主の契約の箱は天幕に下にあること」が、心に引っかかっていました。彼は、神様のために、宮を建てようとしました。ところが神様は、預言者ナタンを通して、ダビデに、「宮を建ててはならない」と言われました。そして、神様を栄光あるものにしようとするダビデの望みを喜ばれ、彼に驚くべき祝福を約束してくださいました。神様は、彼を羊の群れを追う牧場からとり、ご自分の民イスラエルの君主とされ、全ての敵から勝利を治めるようにされました。
 これも大きな恵みなのに、神様は今、「地上の大いなる者の名に等しい名をダビデに与える」と約束されました(8)。神様は、ご自分を高くする者を、尊い者としてくださいます。
2.その王座をとこしえまでも堅く立てる(9-15)
 神様は、ご自分の民のために一つの場所に定め、住みつかせると約束されました(9)。そして、その国を建てて、その子孫の中で、一人の息子が出て、神様の家を建て、神様はその王座をとこしえまでも堅く立てる、と言われました(12)。神様は、この約束通りに、ダビデの子孫の中から、イエス・キリストを遣わされ、彼を通して、永遠のメシヤ王国を建て、その御座を永遠に堅いものとされました(ルカ1:32,33)。ダビデは、メシヤ王国を建てるのに用いられることで、尊い者であり、祝福された者になりました。

祈り:主は私を、みすぼらしい生活から救ってくださり、神様に仕えるようにしてくださいました。私がこの恵みをよく担うように、助けてください。

一言:あなたの名を大いなるものとする



2014年 01月 16日 (木)

1歴代誌17:16-27
ダビデの祈り

1.私がいったい何者であり(16-19)
 ダビデは、神様の約束を受けましたが、自分がそのような約束を受けるだけの資格がないと、思っていました。彼は、神様の御前で、更に謙遜になって、祈りました。「神、主よ。私がいったい何者であり、私の家が何であるからというので、あなたはここまで私を導いてくださったのですか。」(16)。ダビデは、自分がどれだけ卑しい者であるのかを知り、神様の一方的な恵みによって、王になり、祝福された生活をするようになったことを知っていました。ダビデは、自分をイスラエルの主権者としてくださったことだけでも、測り知れない恵みなのに、今、彼に栄光ある未来までも約束されるとは、どんな言葉で感謝をしたら良いのか、分かりませんでした。彼は、神様の恵みを深く知り、また、感謝しました。
2.主のほかに神はありません(20-27)
 ダビデは、神様だけが真の神であると、彼の信仰を告白しました(20)。そして、イスラエルを救い、ご自分の民とされるために、神様が行なわれた大きな御業を賛美しました。また、神様が約束された御言葉が、とこしえに堅く立てられ、その御言葉通りに行なわれ、主の御名があがめられるように、祈りました。そして、神様がくださった祝福を受け入れ、その祝福をいつまでも受けようとしました。
 ダビデは祝福の日に、神様の恵みを覚え、また、神様の祝福を受け入れる人でした。

祈り:主よ!私が何者なので、罪から救い、今日があるようにしてくださり、イエス・キリストの中で栄光ある未来を祝福してくださるのでしょうか。私が生涯、この主の恵みを忘れずに生きます。

一言:私が何者なので


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