聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅰ[2014]

2014年 01月 19日 (日)

1歴代誌21:1-30
人口調査を行なったダビデ

1.サタンに誘い込まれたダビデ(1-8)
 ダビデは、神様の助けによって、大きな国を築き上げました。その時、サタンがダビデを妬んで、彼の心を高ぶらせました。ダビデは、自分の民がどれだけ多いのか、また、自分がどれだけ強いのかを誇りたくて、人口調査を指せました。ヨハブはそれを知り、罪に陥らないように進言しました。しかし傲慢になったダビデは、彼の忠告を退けて、人口調査を強行しました(4)。
2.神様の憐れみを選んだダビデ(9-17)
 人口調査を行なったヨアブは、ダビデを忌み嫌い、レビ人とベニヤミン人とを、その中に登録しませんでした(6)。神様がそのことを嫌われたので、イスラエルを打たれました。
 それを知ったダビデは、自分の罪を悟り、赦しを請い求めました。しかし神様は、三つの災いのうち、一つを選べと、言われました。ダビデは神様の憐れみを信じ、神様の罰を受けようとしました。神様は疫病によって、民七万を打たれました。
 民が死んで行くのを見ながら、ダビデは、「羊の群れを打たずに、罪を犯した自分を打ってください。」と言いました(17)。神様は、ダビデの祈りを聞かれ、救いの道を見せてくださいました(18)。ダビデは、神様が指定された場所で、全焼のためのいけにえと、和解のいけにえをささげると、神様の怒りはおさまりました。ダビデは高い代価を払って、赦されました。罪には、高い代償が要求されます。

祈り:主よ!私が、誇りと傲慢がどれだけ大きな罪なのかを悟り、悔い改めます。私が主だけを誇り、頼れるように助けてください。

一言:傲慢を罰せられる神様


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