聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅰ[2019]

2019年 05月 20日 (月)

歴代誌第一6:1-81(48)
幕屋のあらゆる奉仕につけられた

 六章はレビの子孫について記録しています。ゲルション、ケハテ、メラリの三氏族に分けられて記録されています。ケハテの子孫の中にアロンがいます。アロンの子は、ナダブ、アビフ、エルアザル、イタマルです。ナダブとアビフは、主が命じなかった異なった火を主の前に捧げたので死にました(レビ10章)。アロンの死後、大祭司の務めはエルアザル、ピネハス、そしてツァドクへと受け継がれていきました。ツァドクの孫であるアザルヤについて特別に書いてありますが、彼はソロモンがエルサレムに立てた宮で、祭司の務めを果たしました(10)。セラヤ(14)はゼデキヤの時、ネブカデネザルに殺され、彼の子エホツァダクは、バビロンに連れ去られた悲運の祭司たちです(15)。
 ダビデは、ケハテ族が宮で歌を持って仕えるようにさせました。その責任者はヘマン、アサフ、そしてエタンでしたが、彼らの先祖まで詳しく記録しています。レビ人は、神の宮である幕屋のあらゆる奉仕につきました。特にアロンの子孫は、全焼のいけにえの壇と香の壇の上に煙を立ち上らせて、至聖所のすべての仕事に当たり、イスラエルを贖いました。レビの子孫には、イスラエルの各部族の地に居住地と放牧地が与えられました。レビの子孫は、宮に仕える仕事が任されました。宮はイスラエルの中心です。あるレビ人は、宮の中で音楽を担当して仕えました。礼拝の賛美はそれ自体が礼拝であり、人々を神様に集中させるようにします。それは小さなことのように見えますが、とても大切なことなので、その責任者の系図を記録しました。神様はレビ人が務めに集中できるよう、彼らの居住地と生活を保障してくださいました。イスラエルを導く部族は、ユダ族よりレビ族だからです。


適用:霊的な指導者の重要性を知っていますか

一言:自負心を持って仕えましょう


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