聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅰ[2019]

2019年 07月 01日 (月)

歴代誌第一26:1-32(8)
神の宮の門衛

 神の宮の門衛たちは、入って良い者と、入ってはならない者とを見分け、昼も夜も門を守り、聖なる神の宮を守りました。コラ人ではアサフ族のコレの子メシェレムヤの子供たちが、みんな門衛の班長となりました。オベデ・エドムは、神の箱がエルサレムに入ってくる前に、三か月の間忠実に神の箱を守ったため、神様から祝福された者です。彼の子たちのうち、門衛の班長を務める者が六十二人にもなり、一番多くの人を輩出しました。メラリ族のホサの子供たち十三人も、班長を務めるようになりました。全体で、門衛の班長はメシェレムヤの家族十八人、オベデ・エドムの家族六十二人、ホサの家族十三人、計九十三人いました。門衛の総人員は四千人(23:5)だったので、各班長がそれぞれ平均四十三人を率いたようです。彼らをどのように東西南北の門に配置するかに対しては、年齢による上下関係を問わず、くじ引きで決めました。これは、祭司たち、また聖歌隊を組み分ける時も同じ方法でした。彼らは、主の宮の宝物倉と聖なる捧げ物の宝物倉を司る者、および主の宮以外での奉仕者たち、即ち官員と裁判官となる者たちをも選びました。
 エルサレム神殿を守るのに、四千人もの人が動員されました。勇敢な人や思慮深い有力な人たちを班長として立てました。門衛は、一見すると、ただ飾りのように門のそばに立っているだけのように見えるかもしれません。しかし、実際には、聖なる神殿の礼拝、秩序、環境を守るために、日々、入ってくるもの、出ていくものを門で見張り、守護者としての役割を果たしていました。神様の御業には、重要な仕事、軽い仕事という区別はありません。どんな職分を任されてもすべてが重要です。私たちが神様の御業に仕える者として、任せられた責任を忠実に担って聖なる主の体を立て上げていきますように祈ります。


適用:何の職分を任されていますか

一言:聖なる責任感を持って


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