聖書別日ごとの糧 >> 歴代誌Ⅱ[2003]
2003年 03月 01日 (土)
歴代誌第二1:1-17
あなたに何を与えようか。願え。
あなたに何を与えようか。願え。
Ⅰ.知恵と知識を求めたソロモン
ソロモンは、まず自分を王に立ててくださった恵みを覚え、神様に求めました。「今、知恵と知識を私に下さい。そうすれば、私はこの民の前に出はいりいたします。さもなければ、だれに、この大いなる、あなたの民をさばくことができましょうか。」彼は自分の安全や栄光のために富や財宝や敵のいのちを求めず、長寿も求めませんでした。彼は神様が任された民たちをよく治めることができる知恵と知識を求めました。
一人が何を願い、どんな選択をするのかによって、その人の内面と人格が現わるのです。ソロモンは自分の栄光を求めたのではなく、良い指導者になり民たちを幸福にすることを願いました。ここに、ソロモンの王にふさわしい内面が現われています。
Ⅱ.富と財宝と誉れまでくださった神様
ソロモンが求めたものを通して、神様はソロモンの心を知り喜ばれました。それで彼が求めた知恵と知識だけではなく、彼が求めなかった富と財宝と誉れまでくださいました。それで当時エルサレムには金銀が石のように多く、杉の木も低地のいちじく桑の木のように大量にありました。
神様は、ご自分の喜ばれることを求める者に多くのものを加えてくださる方です。それで私たちもまず神の国とその義とを求めなければならないのです(マタ6:33)。
祈り:主よ!私が主に任された羊たちをよく助けることができる霊的な知恵と知識をください。まず神の国を求めるように助けてください。
一言:何を求めていますか。
<<(1) 次のページ(2) (28)>> |