聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2003]

2003年 03月 02日 (日)

歴代誌第二2:1-18
ただ主の前に香をたくためだけの者です。

Ⅰ.いったいだれが主のために宮を建てる力を持っているというのでしょうか。(1-10)
 ソロモンは、神様の御名のために宮を建てようとしました。その宮でいけにえを捧げ、神様がイスラエルに命じられた永遠の戒めを守ろうとします(4)。その宮は大いなる神様にふさわしく大きいものです。このような大きな宮を建てようとするソロモンは、何か自分が神様のために大きなことしているかのように、考えやすいのです。
 しかしソロモンは神様のために誰も宮を建てることができないことを知っていました。なぜなら神様は全ての神々より大きく、天と、天の天であっても神様を受け入れることができないからです。ソロモンは、「ただ主の前に香をたくためだけ」だと言いました(6)。
Ⅱ.優れた技術者と良い材料を求めるソロモン(11-18)
 ソロモンはツロの王フラムに、「才知に恵まれた熟練工を送るように」求めました。当時ではツロの技術者が最も優れていたようです。また、ソロモン王はレバノンの白香木、松の木、白樺を求めました。レバノンの白香木は最も良い木材でした。ソロモン王は神様の宮のために、最も優れた技術者、最も良い材料を使おうとしました。神様のためには、最も良いものを使うのは当然のことです。

祈り:主よ!私たちが主に感謝することがあまりにも多いです。私たちが主のために最も良いものを使うように助けてください。

一言:最も良いものを神様に


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