聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2003]

2003年 03月 22日 (土)

歴代誌第二24:1-27
ヨアシュの業績と最後

Ⅰ.宮を修理するヨアシュ(1-14)
 ヨアシュは妻子エホヤダが生きている間は主の前で正しく行ないました。祭司が推薦した女たちがヨアシュの妻になりました。ヨアシュは王位に上った時、まず主の宮を修理することを志しました。当時悪い女アタルヤの息子たちによって神様の宮は壊され、全ての器具はバアルにささげられていました。ヨアシュは聖書の御言葉に頼り、神殿税を集めた後、技術者たちを雇って、最初の形の通りに宮を堅くしました。
 彼が軍事力の増強や自分の王権を堅くしようとすることよりも、神様の宮を堅くしようとしたことは良いことです。彼は始めは良い行いをしました。
Ⅱ.神様の宮を捨てたヨアシュ(15-27)
 神様はヨアシュのために大きな恵みを施されました。ヨアシュはまた神様のために大きなことをしました。しかし霊的な指導者エホヤダが死んだ後、彼は根本的に神様の恵みに深く感謝しなかったことが現われました。彼は神様の宮を捨て、むしろアシェラと偶像に仕えました。
 神様は幼いヨアシュを立ち返らせようと預言者を送りましたが、王は彼らの言葉を聞きませんでした。王はむしろヨアシュの息子ゼカリヤの言葉を聞かず、彼を宮の庭の中で殺してしまいました。
 結局ヨアシュは神様の怒りを買い、みじめな最後を遂げました。

祈り:主よ!私がどんなことがあっても主の恵みを裏切らずに最後まで忠実なしもべになるように助けてください。

一言:最後まで忠実でありなさい。


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