聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2003]

2003年 03月 23日 (日)

歴代誌第二25:1-28
アマツヤの勝利と敗北

Ⅰ.勝利したアマツヤ(1-13)
 王はエドムを征服するために、ユダの軍隊三十万の他に、北イスラエルの傭兵十万を雇いました。ところがある神様の人が出て来て、百タラントの損害を受けるようにしました。またイスラエルと紛争が起きる危険がありました。戦略に大きな違いが生じました。しかし王は神様の御言葉に聞き従いました。すると勇気を得て、その民を従えて塩の谷に至り、大勝を得ました。
 彼が従順することで、人と金額の面で多くの損をしました。しかし神様は聞き従った彼に勇気を与え、大きな勝利を下さいました。
Ⅱ.失敗したアマツヤ(14-28)
 大きな勝利を得た後、彼はエドムの偶像を持ち帰り、自分の神としました。そしてその前に伏し拝み、香をたきました。彼は力で勝利しましたが、霊的には失敗してしまいました。今度も神様は一人の預言者を遣わして、彼を悟らせようとしました。しかし今度は神様のしもべたちの警告を無視しました。そして再びイスラエルと戦争を起こしました。彼は一度の勝利によって誇りました。
 結局アマツヤは北イスラエルの捕虜になってしまいました。エルサレムの城壁は一部が打ち壊され、宮の中の金と銀、器具と、王宮の財宝は奪われてしまいました。

祈り:主よ!私が一度の勝利によって誇らず、いつも謙遜で武装するように助けてください。

一言:傲慢は破滅に至る


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