聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2006]

2006年 02月 22日 (水)

歴代誌第二5:1-14
宮に移された契約の箱


Ⅰ.主の契約の箱を宮に移す(1-10)

 3,4章は完成した宮の姿を描写しています。ソロモン王とすべての技術者たちが熱心に働いた結果、宮は言葉では言い尽くせないほどの華麗は姿に完成されました。

 建築を終えた後、ソロモンは何よりもまず主の契約の箱を至聖所に安置しようとしました(2)。彼はイスラエルのすべての指導者たちをエルサレムに招集し、レビ人たちを通して、契約の箱と多くの器具を宮に運び入れました。そして契約の箱の前で多くのいけにえをささげた後、祭司たちを通して契約の箱を至聖所の中に安置しました(7)。ソロモンが契約の箱を安置するのに心血を注いだのは、契約の箱が神様のご臨在の象徴であり、その中に神様がイスラエル人と結ばれた契約の御言葉が入っているからです(10)。私たちも、生活の中心に神様をお迎えして、約束の御言葉を信じる信仰によって生きなければなりません。その時、神様も私たちと共におられます。

Ⅱ.宮に満ちた主の栄光(11-14)

 契約の箱を安置した後、歌うたいたちが白亜麻布を身にまとい、いっせいに神様を賛美しました。ラッパを吹き鳴らし、シンバルとさなざまの楽器をかなでて声を上げて、神様のいつくしみと恵みを賛美しました(13)。その時主の宮に雲が満ちて、神様の栄光を現しました。私たちが心を尽くして神様を賛美し、礼拝するとき、神様が栄光をお受けになります。


祈り:主よ!私がいつも神様を心の中心にお迎えし、神様に栄光をささげる生活を送ることができるように助けてください。

一言:いつも私の心の中心におられる神様


<<(1)    前のページ(2)    3    次のページ(4)    (29)>>

聖書別日ごとの糧