聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2006]

2006年 02月 23日 (木)

歴代誌第二6:1-17
ソロモンの奉献祈り


Ⅰ.主が言われた通りに成し遂げられる(1-11)

 ソロモンは宮を完成させた後、イスラエルの全会衆の前で、主なる神様を賛美しました。神様はダビデと約束されたことを、そのまま成し遂げられました。神様は、イスラエルの民たちが出エジプトした後、どの町も、どの主権者もお選びになりませんでした。神様はダビデの時代に入って、初めてエルサレムの町とダビデをお選びになりました(6)。ダビデは自分に宮を建てる心がありましたが、神様はその子どもを通して宮を建てるようにされる、と約束しました。

 結局神様の約束通りダビデの子ソロモンが起きて、エルサレムに宮を建築し、契約の箱をその中に入れました(11)。神様は私たちに結ばれた約束を必ず守ってくださる方です。神様だけが、私たちが信じ頼れるお方です。

Ⅱ.ダビデに言われたことを守ってください(12-17)

 ソロモンがイスラエルの会衆の前でひざまづいて、天に向けて手をさし伸ばし、奉献の祈りをしました。彼は天地に神様のようなほかの神はいないことを告白し、神様は主のしもべの約束を守り、恵みを施してくださる方であることを賛美しました。また彼は神様に、ダビデの子孫が律法を守って行ないさえすれば、「イスラエルの王座に着く者が、わたしの前から、絶えることはない。」と約束されたことを守ってください、と求めました(16)。ソロモンはダビデにされた約束の御言葉に基づいて求めました。神様の約束に基づいた祈りは力があります。


祈り:主よ!主は約束を守る方であることを悟り感謝します。私が主だけを信じて生きるように助けてください。

一言:約束された通りに行なわれることを信じます



2006年 02月 24日 (金)

歴代誌第二6:18-42
この宮に向かって祈るなら


 ソロモンは神様にとりなしの祈りをささげました。第一に、隣人に罪を犯した者が宮に連れて来られ、「そのようなことはしていない」と誓う時、神様がさばきを行なわれるように祈りました(22,23)。第二に、イスラエル人が主に罪を犯し、敵に打ち負かされた後、宮に来て祈るなら、赦してくださり、本国に帰らせてくださるように、祈りました。(24,25)。第三に、民が主に罪を犯したころによってききんになって苦しみを受けた後、宮に来て祈り罪から離れるなら赦してくださり、行くべき道を教え、雨を降らせてくださるように祈りました(26,27)。第四に、敵が来て町を取り囲んだり、ある災難や疾病があった時、民が宮に向かって助けを求めるなら、祈りを聞いてくださり、その生き方にしたがって報いてくださるように祈りました(28-31)。第五に、外国人も神様の大いなる力を知り、宮に来て祈るなら、彼らの祈りを聞いてくださり、すべての国の民が主を恐れ敬うようにしてください、と祈りました(32,33)。第六に、民が戦いに望む時、宮に向かって祈るなら、彼らの言い分を聞き入れてくださるように祈りました(34,35)。第七に、民たちが罪を犯して敵国に連れて行かれる時、そこで悔い改めて、心から主に立ち帰るなら、彼らを顧みて赦してくださるように祈りました(36-39)。

 ソロモンは、宮が神様に進み出て祈るところであることを、よく知っていました。また神様は祈れば、どんな問題も助けてくださる方であることを信じました。


祈り:主よ!主は私の祈りを聞いてくださることを信じます。私がどんな問題があっても、主に祈る人になるように、助けてください。

一言:祈りを聞かれ、助けてくださることを信じます。


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