聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2006]

2006年 03月 01日 (水)

歴代誌第二12:1-16
悪事を行なったレハブアム


 レハブアム王は三年間国が強くなると、すぐに傲慢になり、神様の御言葉を捨て、王の悪影響によって民たちも神様に罪を犯しました。すると神様はエジプトの王シシャクを起こして、ユダの町を打ち、エルサレムまで攻め寄せるようにされました。すべてのユダのつかさたちがエルサレムに集まっている時、預言者シェマヤが戦争の敗北の原因が神様の御言葉を捨てたところにあることを指摘しました(5)。その時、イスラエルのつかさたちと王があやまちを悟り、正しい神様を認めました。彼らがみずからへりくだると、神様は彼らを完全に滅ぼさずに、間もなく救いを与えると言われました(7)。神様は、自分のあやまちを認め、悔い改める者にいつも恵みを施される方です。

 神様は彼らをシシャクのしもべになるようにされ、神様に仕えること、と異邦の王に仕えることにどれだけ大きな違いがあるのかを知らせると言われました。シシャクは主の宮の財宝と王宮の財宝を奪い取り、ソロモンが作った金の盾をも奪い取って行きました(9)。

 レハブアム王は十七年間統治しましたが、その信仰は正しくありませんでした。危機の時には心を謙遜にしましたが、平安になれば罪を犯しました(14)。彼は北イスラエルのヤロブアム王といつも戦争をし、疲れ切った人生を生きなければなりませんでした(15)。私たちもレハブアムのようにずる賢く生きがちです。私たちが状況によって変わらない真実な信仰の人となり、神様を喜ばせることができるように祈ります。


祈り:主よ!私が真実な信仰人となることができるように助けてください。平和の時でも、逆境の時でも、ただ神様だけに仕えるように助けてください。

一言:真実な信仰


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