聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2006]

2006年 03月 04日 (土)

歴代誌第二15:1-19
心を尽くして主を求めたアサ


Ⅰ.あなたがたがこの方を求めるなら(1-7)

 アサ王がクシュの軍隊を撃破し、エルサレムに帰って来た時でした。神様の霊が臨んだアザルヤが王と兵士たちを激励しました。「アサおよび、すべてユダとベニヤミンの人々よ。私の言うことを聞きなさい。あなたがたが主とともにいる間は、主はあなたがたとともにおられます。もし、あなたがたがこの方を求めるなら、あなたがたにご自身を示してくださいます。もし、あなたがたがこの方を捨て去るなら、この方はあなたがたを捨ててしまわれます。」(2)。アサ王は強大国との戦争で勝ったため、みずから傲慢になりやすかったのです。それだけではなく神様を切に求めず、霊的に安逸になりやすい状態でした。預言者はアサ王が続けて神様を切に求め、信仰によって生きるように激励しました。私たちが心を尽くして神様に求める時、神様に会うことができます。

Ⅱ.彼らに会ってくださった神様(8-19)

 預言者の勧めを聞いたアサ王は勇気を得て、第二次宗教改革を断行しました。王はユダとベニヤミンの全地から偶像を取り除き、主の祭壇を新しくしました。偶像を造ったので母を王母の位から退けました(16)。この出来事は主に心を尽くして仕えるというアサのはっきりとした決断を現してくれます。彼は心を尽くして、精神を尽くして、主を求めて、契約を結びました。その時、神様は彼らに会ってくださり、周囲の者から守って安息を与えられました。神様は、今日も神様に心を尽くして求める者を、喜んで会ってくださり、霊的な勝利を保障してくださいます。


祈り:主よ!歴史の主観者である神様を信じます。私が心を尽くして主を探し求めるしもべになるように助けてください。

一言:探す者に会ってくださる神様


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