聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2006]

2006年 03月 10日 (金)

歴代誌第二20:1-30
あなたに私たちの目を注ぐのみです


Ⅰ.主を求めたヨシャパテ王(1-19)

 モアブ人とアモン人が大軍を率いて、ユダに攻めて来ました。ユダはこの大きな群に対して、到底迎え撃つ力がありませんでした。恐れと絶望に見舞われた時、ヨシャパテ王は何をしたのでしょうか。

 絶望の中でヨシャパテ王は神様に顔を上げて求め、民たちには断食を布告しました。そして神様の宮に入って行き、神様の約束の御言葉をつかんで、切に叫び祈りました。すると神様の答えが臨みました。神様は、戦争が神様に属していることを悟らせ、勝利に対する確信を植えてくださいました。「この戦いではあなたがたが戦うのではない。しっかり立って動かずにいよ。あなたがたとともにいる主の救いを見よ。」(17)。神様は、切に頼り求める者のために、自ら戦われます。

Ⅱ.感謝、賛美する王と民(20-30)

 王は民たちに神様を信じる信仰を植えました。彼は戦いに行く代わりに、聖歌隊を構成し、神様を賛美して出て行きました。戦争をするのに、このようにしたのは神様の約束の御言葉を絶対的に信じる信仰があったからです。その歌と賛美が始まった時、驚くべきことが起こりました。敵は自分たちで同士討ちをして滅びました。ユダが戦争に出て行くと、死体だけが残り、のがれた者はひとりもいませんでした。神様は主の子どもたちのために、奇しい御業を行なわれます。


祈り:主よ!祈りの力、賛美の力を教えてくださり感謝します。私が信仰によって祈るように助けてください。

一言:祈りと賛美の力


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