聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2006]

2006年 03月 13日 (月)

歴代誌第二24:1-27
ヨアシュの業績とその最後


Ⅰ.宮を修理したヨアシュ(1-14)

 ヨアシュは、祭司エホヤダが生きている間は、主の目にかなうことを行ないました。ヨアシュは王になると、まず主の宮を修理する志を立てました。当時悪女アタルヤの子どもたちによって、神様の宮は打ち壊され、宮の聖なるものはバアルのために用いられました。ヨアシュは聖書の御言葉に基づいて、神殿税を集めて置いて、石きり工と木工を雇って、主の宮を修理しました。

 彼が王になった後、軍事力を増やし、自分の王権を固くすることより、神様の宮をまず修理し、神様中心の信仰を回復しようとしたのは、本当にすばらしいことです。

Ⅱ.神様の宮を捨てたヨアシュ(15-27)

 神様はヨアシュのために大きな恵みを施されました。ヨアシュは、また神様のために、大きなことをしました。しかし霊的な指導者エホヤダが死んだ後、問題が起こりました。彼はユダのつかさたちの言うことを聞き入れて、父祖の神、主の宮を捨て、アシェラと偶像に仕え始めました(17,18)。

 神様はこのようなヨアシュを立ち返らそうと預言者を遣わせましたが、王はその言葉を聞きませんでした。神様の霊が臨んだ祭司エホヤダの子ゼカリヤは、断固王と民たちが主の命令を犯した罪を指摘し、悔い改めることを促しました。しかし傲慢な王は悔い改めるどころか、むしろゼカリヤを石で打ち殺しました。ヨアシュは歴史上最もひどい罪を犯すようになり、惨めな最後を迎えるようになりました。


祈り:主よ!私が生涯恩を仇で返す罪を犯さないように助けてください。

一言:恩知らずになるな


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