聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2006]

2006年 03月 14日 (火)

歴代誌第二25:1-28
アマツヤの勝利と敗北


Ⅰ.御言葉に聞き従うアマツヤ(1-13)

 王はエドムを罰するために、ユダの軍隊三十万の他に、イスラエルの軍隊十万を傭兵と得ました。ところがある神の人が彼のもとに来て、「イスラエルの軍隊は返すように」と忠告しました。その人の言う通りにすれば、百タラントの損害を受けることになります。それだけではなく、イスラエルとの紛争が起こる危険があります。

 しかし王は神様の御言葉に聞き従いました。そして奮い立って、ユダの民の軍隊だけを率いて、エドム人と戦いましたが、大勝をしました。彼は神様の御言葉に聞き従うことで一時的に損害を受けましたが、神様は彼にさらに大きな勝利をくださいました。

Ⅱ.エドムの神々に求めたアマツヤ(14-28)

 アマツヤは大勝利をした後、愚かにもエドム人の偶像を持ち帰り、自分の神々としました。そしてその前に伏し拝み、これに香をたきました。神様は一人の預言者を遣わし、彼のあやまちを悟らせてくださいました。しかし彼は神様のしもべの警告を無視しました。彼は一度の勝利によって非常に傲慢になりました。彼は無謀にも北イスラエルとの戦争を始めました。結局アマツヤは北イスラエルの捕虜になってしまいました。エルサレムの城壁は四百キュビトにわたって打ち壊され、神様の宮の全ての金と銀、全ての器具、王宮の財宝が奪われました。また多くの人々が人質として連れて行かれました。不従順の結果はみじめです。


祈り:主よ!私が一度の勝利で傲慢にならず、最後まで謙遜な心で主に聞き従う者になるように助けてください。

一言:傲慢は破滅に先立つ


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