聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2006]

2006年 03月 17日 (金)

歴代誌第二28:1-27
アッシリヤに頼ったアハズ


Ⅰ.偶像を崇拝したアハズ(1-15)

 アハズは二十歳で王になり、十六年間統治しました。彼は主の目にかなうことを行ないませんでした。アハズはバアルの偶像を鋳て造り、高きところでいけにえをささげ、自分の子どもたちに火の中をくぐらせました。彼は異邦の民の、忌み嫌うべきならわしをまねました。神様は彼を罰するために、ユダをアラム王の手とイスラエル王の手に渡されました。数多くの民が戦争の捕虜となり、ダマスコに、サマリヤに連れて行かれました。しかし神様はユダを圧制し、奴隷にしようとするイスラエルに、預言者オデデを遣わして、ユダの民を再び本国に帰すように命じられました。神様は、選ばれた民であっても、偶像崇拝に陥る時、罰せられることで公義を現されました。同時に、その民を捕虜から帰還させることで、その憐れみを見せてくださいました。

Ⅱ.アッシリヤに頼ったアハズ(16-27)

 アハズは神様の大きな憐れみを悟り、悔い改めるべきでした。しかし彼は再び愚かなことを行ない、エドムとペリシテの攻撃を受け、辱めを受けるようになりました。その時もアハズは強大国アッシリヤ王に助けを求めました。アッシリヤ王はユダを助けず、むしろ苦しめました。アハズは苦しくなると、さらに主に罪を犯し、ダマスコの神々にいけにえをささげました。宮の器具を断ち切って、高い所を建て、ほかの神に香をたくことで、神様の怒りを買いました。彼は神様に頼ることより、偶像に頼ることで結局滅びるようになりました。


祈り:主よ!私が患難の時に人や財産や目に見える偶像に頼らずに、神様に頼るようにしてください。

一言:苦難の時に神様に頼れ


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