聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2006]

2006年 03月 18日 (土)

歴代誌第二29:1-24
主の宮を聖別したヒゼキヤ


Ⅰ.主の宮を聖別したヒゼキヤ(1-19)

 ヒゼキヤは若冠二十五歳で王になりました。彼は国家が衰弱した原因を政治、軍事、経済的な問題として見ずに、霊的な問題として見ました。彼はまず改革の主体であるレビ人たちを集め、宮を聖別せよ、と命じました。また怠けずに、任された職務を忠実に行なうことを命じました。またレビ人たちが起きて、自分を聖別し、主の御言葉の通りに宮を聖別させました。彼らは十六日間に渡って、宮の外部と内部をきよめました。それで彼らは先祖の罪を清算し、神様との関係性を回復し、礼拝を回復しました。私たちが本当に礼拝を回復するためには、過去の罪を悔い改め、怠ける心を清算しなければなりません。

Ⅱ.いけにえをささげたヒゼキヤ(20-24)

 ヒゼキヤは宮をきよめたおり、朝早くおきて民たちの代表である町のつかさたちを集め、主の宮に上って行きました。そしていけにえをほふり、国と聖所とユダのために、全焼のいけにえと、罪のためのいけにえをささげるように祭司たちに命じました。ヒゼキヤは先祖が犯した全ての罪と、自分と民の全ての罪を贖ってくださることを願いました。個人や国家の罪の問題が解決されれば、全体が良くなり強くなることができます。イエス様が世の罪を背負って十字架で血を流して死なれました。私たちがどんな罪を犯しても、このイエス様に出て行けば、罪の赦しを受け、望みに満ちた新しい人生を生きることができます。


祈り:主よ!まず私の内面を清めてくださり、日本の教会とこの国を清めることに、用いてください。

一言:自分から聖別しよう



2006年 03月 19日 (日)

歴代誌第二29:25-36
礼拝と感謝をささげた民


Ⅰ.礼拝をささげた民たち(25-30)

 宮を聖別し、いけにえをささげた後、ヒゼキヤはレビ人たちに、シンバルと琴を持たせました。王の命令どおり、全焼のいけにえがささげられると同時に、彼らは主の歌を歌い、ラッパを吹いて、ダビデ王の楽器で演奏しました。全集団は神様に伏し拝み、歌うたいは歌いました。王とつかさたちも、ひざをかがめ、伏し拝みました。「伏し拝む」とは神様の御前で徹底的に自分を低め、服従することです。民たちの礼拝と賛美は強いられて行なったのではなく、神様の愛と恵みに感激して自発的に出て来たものです。

Ⅱ.感謝のいけにえをささげた民たち(31-36)

 全焼のいけにえを終えた後、王は民たちに感謝のいけにえと和解のいけにえをささげるように命じました。すると集団がささげものと感謝のいけにえを持って来ただけではなく、心の願う者は満ち溢れるほど感謝のいけにえを持って来ました。その数が多く、そのすべてのいけにえの皮をはぐのに、祭司が足りないほどでした。その時、レビ人たちがこの作業を助けましたが、祭司よりも直ぐな心があり、ほめたたえていました。民たちは祭りの雰囲気を楽しむのにとどまらず、積極的に感謝のいけにえをささげる成熟した姿を見せました。

 私に施してくださった神様の恵みを覚える時、不平と不満が消え、全てのことに感謝し、私の最も貴いものを惜しまずにささげることができます。


祈り:主よ!私が固く渇いた信仰生活をして来たことを悔い改めます。主の恵みをいつも覚え、感謝する生活をします。

一言:絶えず感謝


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