聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2006]

2006年 03月 21日 (火)

歴代誌第二31:1-32:8
信仰の勇士ヒゼキヤ


Ⅰ.民たちの中で霊的な覚醒運動を起こしたヒゼキヤ(31:1-21)

 ヒデキヤの宗教改革によって、民たちの中で霊的な覚醒運動が大いに起こりました。民たちは過越の祭の行事を終えた後、ユダの町々に出て行き、石の柱を打ちこわし、アシェラ像を切り落とし、イスラエルの全ての高き所と祭壇をこわして、絶ち滅ぼしました。ヒゼキヤ一人で始まった改革は、今全国的に広がって行きました。恵みが満ちた民たちは全ての収穫の初物と、十分の一を惜しみなくささげました。

 指導者一人の影響は本当に大きなものです。指導者が霊的に目を覚ましている時、偶像崇拝と罪に陥っている民が目を覚まし、神様に仕える聖なる民に変わります。

Ⅱ.民を安心させたヒゼキヤ(32:1-8)

 これらの誠実なことが示されて後、アッシリヤの王セナケリブがユダを打ち、エルサレムに攻め入ろうとしました。その時、ヒゼキヤは町の外の全ての水の源をふさぎ、城壁を建て直し、やぐらを上に上げ、投げ槍と盾を作りました。何よりも恐れの中にいる民たちに、「強くあれ。雄々しくあれ。アッシリヤの王に、彼とともにいるすべての大軍に、恐れをなしてはならない。おびえてはならない。」と安心させました。なぜなら彼らと共にいる者は肉の腕であり、ユダと共におられる方は主なる神様だからです。人の力がいくら強いといっても、主なる神様に敵対し勝つことができません。危機の時に、信仰の人はその人と共におられる神様に頼ることで、強く雄々しくあることができます。


祈り:主よ!危機の時に私が神様を信じて頼ることで、恐れを退け、雄々しくあるように助けてください。

一言:私たちと共におられる神様


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