聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2006]

2006年 03月 22日 (水)

歴代誌第二32:9-23
イザヤと共に祈ったヒゼキヤ


Ⅰ.不信を植えるセナケリブ(9-19)

 アッシリヤの王セナケリブは大軍を率いてラキシュを攻めながら、一方では家来をエルサレムに遣わし、ヒゼキヤ王と神様を侮辱する言葉をはきました。彼は、民たちの心にヒゼキヤ王と神様が果たして頼るべき対象であるのか、と不信と疑いを植えました。そして王と民の間を断ち切ろうとしました。セナケリブの家来たちは更に主なる神様とそのしもべヒゼキヤを批判しました。セナケリブは手紙まで送って、神様を侮辱し、不信を植えました。サタンは隙さえあれば、神様の子どもたちに不信と疑いと恐れを植え、信仰を奪い取り、自分の奴隷にしようとします。

Ⅱ.イザヤと共に祈るヒゼキヤ(20-23)

 民たちは恐れによってどうしたらいいのか知りませんでした。しかしヒゼキヤは少しも惑わされませんでした。彼は危機の前で、預言者イザヤと共に天に叫び求めて祈りました。彼は軍隊の力に頼ることより、戦争の勝敗を握っておられる主なる神様に頼りました。その時、神様は一人の御使いを遣わし、アッシリヤの勇士、隊長、首長を全滅させました。それでアッシリヤの王は恥じて国へ帰り、そこで殺されました。

 ヒゼキヤが神様のしもべイザヤと共に祈る時、神様は自らアッシリヤの軍隊を滅ぼされました。二人か三人が集まって心を合わせて祈る時、神様が自ら戦われ、勝利をくださいます。


祈り:主よ!私がサタンの攻撃の前で落胆せず、心を合わせて祈ることで、信仰の勝利を体験するように助けてください。

一言:心を合わせて祈るその威力


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