聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2014]

2014年 02月 24日 (月)

2歴代誌12:1-16
真実ではなかったレハブアム

 レハブアム王は、三年の間で国が強くなると、傲慢になり、神様の御言葉を捨てました。そんな王の悪影響によって、民たちも神様に罪を犯しました。すると、神様はエジプトの王シシャクを起こして、ユダの町を打ち、エルサレムにまで攻め寄せて来させました。全てのユダのつかさたちがエルサレムに集まって来た時、預言者シェマヤが、戦争の敗北原因は、神様の御言葉を捨てたことだ、と指摘しました(5)。その時、イスラエルのつかさたちと王は、あやまちを認め、「主は正しい」と言いました。彼らがへりくだると、神様は彼らを完全に滅ぼさずに、「救いを与えよう。」と言われました(7)。神様は、自分のあやまちを悟って悔い改める者に、いつも恵みを施してくださる方です。
 神様は、彼らがシシャクの奴隷になるようにし、神様に仕えることと、異邦の王に仕えることに、どれだけ大きな違いがあるのかを、悟らせようとされました。シシャクは主の宮の財宝と、王宮の財宝を奪い取り、ソロモン王が作った金の盾さえも奪い取って行きました(9)。
 レハブアム王は、十七年間統治しましたが、彼の信仰は真実ではありませんでした。危機の時には、心を謙遜にしましたが、平安になると罪を犯しました(14)。彼は、北イスラエルのヤロブアム王といつも戦争をし、疲れた人生を生きなければなりませんでした(15)。私たちも、レハブアムのように、悪賢い生活をしてしまいがちです。私たちが、状況に従って変わることのない真実な信仰の人となり、神様を喜ばせることができるように、祈ります。

祈り:主よ!私が、真実な信仰人になるように、助けてください。平安の時にも、逆境の時にも、ただ神様にだけ、仕えるように助けてください。

一言:真実な信仰


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