聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2020]

2020年 11月 09日 (月)

歴代誌第二23:1-21(11)
祭司エホヤダの勇気

 アタルヤがユダを統治している間は、暗く長いトンネルを通っているようなものでした。しかし、ついにアタルヤの七年目に、エホヤダが勇気を出して、ヨアシュを王として、迎えようと決心しました。彼はまず、百人隊長と契約を結びました。百人隊長はレビ人たちと族長たちを集め、エルサレムに行きました。ヨアシュは、「主がダビデの子孫について約束されたとおり、王の子が王となる。」と言いました。彼には、はっきりとした名分がありました。彼は、王子の即位式のために、祭司たちとレビ人たちの外には、主の宮に入れないようにしました。彼らは手に武器を持って、王を護衛しました。彼らは、正しいことのためには、いのちをささげることを覚悟しました。エホヤダは王子に王冠をかぶらせ、さとしの書を渡して、彼を王と宣言し、彼に油を注ぎました。民たちは喜んで、「王様万歳」と叫びました。アタルヤは民たちの声を聞いて、主の宮に行きました。彼女は自分の衣を引き裂いて、「謀反だ、謀反だ。」と叫びましたが、誰も支持しませんでした。人々は彼女を馬の門の入り口に連れて行き、殺しました。アタルヤが死んだ後、エホヤダは、全ての民と王がみな、主の民となるという契約を結ばせました。民たちは、バアルの祭壇と像を打ち砕きました。バアルの祭司マタンを殺しました。エホヤダはレビ人の祭司たちを選びました。主の宮の礼拝が回復されました。エホヤダは王を主の宮から連れて下りました。王宮に入り、王を王国の座に着かせました。エルサレムに再び、平和が訪れました。
 自分で王位を奪い取ったアタルヤは、結局殺されました。指導者には正当性がなければなりません。私たちが神様の主権に従って、指導者を立て、尊く思うことができるように祈ります。


適用:どんなことであっても、神様の御旨に従いますか

一言:神様の御旨に従って


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