聖書別日ごとの糧   >>   ネヘミヤ記[2005]

2005年 02月 18日 (金)

ネヘミヤ記2:1-10
私の神の恵みの御手が私の上にあったので

Ⅰ.その町を再建させてください(1-5)
 ネヘミヤがアルタシャスタ王に恵みを求める機会を待っているうちに、ついに良い機会が訪れました。彼が祈ってから(キスレウの月は12月)、四ヶ月(ニサンは4月)が過ぎた後、彼が王の前で献酌官の職分を担っている時でした。王が悲しい顔をしている彼を見て、「なぜ、そのように悲しい顔つきをしているのか。」「では、あなたは何を願うのか。」と尋ねました。
 エルサレムの町を再建することはイスラエル民族の回復を意味することで、王の立場で見る時、「反逆だと」見なされる恐れがあります。しかしネヘミヤはまず天の神様に黙祷して、町を再建させてくださいと願いました。ネヘミヤは王よりはまず神様を信じ、神様の恵みを求めました。
Ⅱ.手紙をください(6-10)
 ネヘミヤの願いを聞いた王は彼を快く送り出しました。その時、ネヘミヤはユダの地まで通過するのに必要な手紙と材木を調達するのに必要な手紙まで求めました。王はこのすべてのことを許しただけではなく、将校たちと騎兵たちをつけてくれました。
 ネヘミヤはその祈りの通りに王から恵みを受けました。それは神様の恵みの御手が彼を助けたからです。神様の恵みの御手が助ける時、どんな不可能なことも成し遂げられるようになるのです。

祈り:主よ!主の恵みの御手が助ける時、どんな不可能なことも可能であることを信じます。信仰と祈りによって挑戦させてください。

一言:神様の恵みの御手が助ける時



2005年 02月 19日 (土)

ネヘミヤ記2:11-20
まず同労者たちを得たネヘミヤ

Ⅰ.城壁を調べたネヘミヤ(11-16)
 彼は到着するとすぐに計画なしに仕事を始めませんでした。その前に誰にも知らせずに、ある晩に荒れ果てたエルサレムの城を回って崩れた城壁と火で焼け尽きた門をすべて調べてみました。そしてそれをユダヤ人の指導者たちに一切話しませんでした(16)。彼は仕事を始める前に、自分の心の中に確かな方向を立てるまで祈り、神様の御旨を探していたようです。
Ⅱ.同労者たちの心を集めたネヘミヤ(17,18)
 その後、ネヘミヤはユダヤの預言者たちを呼んで状況を話し、エルサレムの城壁を再建することで、これ以上辱しめを受けないようにしよう、と訴えました。そして今まで神様がどのように助けてくださったのかを証しすることで、彼らを激励しました。すると彼らはみずから立ち上がって「再建しよう」とみんなが力を合わせてこの良い仕事を着手しようとしました。彼はまず同労者たちの心を堅く集めました。
Ⅲ.妨害する者を退けたネヘミヤ(19,20)
 その時妨害する者が現われ、彼らをあざけり、どんな大きなことをしようとするのか、また反逆をたくらんでいる、と威嚇することもありました。神様の御業を成し遂げようとする時、このような妨害する者がよく現われます。しかし彼らは天の神様が成功させてくださることを信じました。

祈り:主よ!主の御業をしようとすると、まず同労者たちの心を開いて心を合わせ、妨害する者たちを退けなければならないことを学びました。

一言:まず同労者を得よう


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