聖書別日ごとの糧   >>   ネヘミヤ記[2005]

2005年 02月 21日 (月)

ネヘミヤ記4:1-14
大いなる恐るべき主を覚え、戦いなさい。

Ⅰ.お聞きください、私たちの神様(1-6)
 城壁を修復していることを聞いて、サヌバラテは非常に憤慨して、ユダヤ人たちをあざかりました。アモン人トビヤはそばで、「彼らの建て直している城壁なら、一匹の狐が上っても、その石垣をくずしてしまうだろう。」と馬鹿にしました。
 この時ネヘミヤはこのような敵の言葉を聞いて心から怒りが込み上げてきて、争いがちでした。しかし彼は感情に流されずに神様に進み出て悔しさを訴えて願いました。「彼らの咎を赦すことなく、彼らの罪を御前からぬぐい去らないでください。」そして民たちと共にさらに心をささげて、御業に献身しました。その時城壁はみな、その高さの半分まで継ぎ合わされるようになりました。神様を仰ぎ見て祈る者は、どんな妨害の前でも勝利することができるのです。
Ⅱ.大いなる恐るべき主を覚え(7-14)
 敵たちは非常に怒り狂いました。彼らはエルサレムに攻め入り、民たちを恐れさせようとしました。それで民たちは見張りを置いて、日夜守らなければならず、ついには力尽きて放棄しようとしました。その時ネヘミヤは指導者たちを呼び集め、「彼らを恐れてはならない。大いなる恐るべき主を覚えよ」と言って、彼らを激励しました。放棄するしかない瞬間にこそ、大いなる神様を仰ぎ見るべき時なのです。

祈り:主よ!私がどんな妨害に合っても、大いなる恐るべき主を覚え、全身全霊で戦い勝利するように助けてください。

一言:大いなる恐るべき主を覚えよ



2005年 02月 22日 (火)

ネヘミヤ記4:15-23
戦いながら働く人々

Ⅰ.片手で仕事をし、片手で投げ槍を堅く握って(15-20)
 ネヘミヤは若い者の半分は働かせ、半分は武装することで敵に備えさせました。また城壁を築く者たちと荷をかついで運ぶ者たちは、片手で仕事をし、片手に武器を持たせました。そして自分のそばには角笛を吹き鳴らす者を置いて、いつでも戦えるように準備をして置きました。
 ネヘミヤはこのようにいつでも敵と戦えるように準備万端でした。私たちも、ほえたけるししのように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っている悪魔に備えて、目をさましていなければなりません(Ⅰペテ5:8)。
Ⅱ.服を脱がなかった民たち(21-23)
 武器を持った半分の者たちは夜明けから星の現われる時まで、槍を手に取って警戒任務を遂行していました。そしてすべてのエルサレムで夜を明かすようにして、夜には見張りを立て、昼には働かせました。
 そしてネヘミヤも、その親類も、若い者たちも、みな服を脱ぎませんでした。また水を汲みに行く時も投げ槍を手にしていました。イスラエルは、上は指導者から、下は平凡な民に至るまで、絶えず緊張の中で、忠実に御業を担っていました。

祈り:主よ!私がどんな敵の威嚇の前でも恐れたり、落胆したりせず、身を慎み、目を覚まして働き、戦うように助けてください。

一言:片手で仕事をし、片手で投げ槍を


<<(1)    前のページ(3)    4    次のページ(5)    (12)>>

聖書別日ごとの糧