聖書別日ごとの糧   >>   エステル記[2014]

2014年 10月 21日 (火)

エステル6:1-14
栄誉を受けるようになったモルデカイ

1.年代記を読むようになった王(1-3)
 ハマンがモルデカイを柱にかけようと決心した、その日の晩、王はなかなか眠ることができませんでした。それで、彼は記録の書、年代記を読みました。その時、入口を守っていた二人の宦官が王を暗殺しようとしましたが、モルデカイが告発して、王の命が救われたことが分かりました。更に、モルデカイは何の褒美ももらっていなかったことが分かりました。それで、王は忠実なモルデカイを深く認め、彼に褒美を与えようとしました。真実は必ず明らかにされます。それで、私たちは善を行なった時に、すぐに現れないと落胆してはいけません(ガラ6:9)。神様が必ず報いてくださいます。
2.栄誉を受けるようになったモルデカイ(4-14)
 ハマンは、モルデカイを殺すことを王に上奏しようとしました。その時、王は「王が栄誉を与えたいと思う者には、どうしたらよかろう。」と尋ねました。ハマンは、自分が栄誉を受けると勘違いして、詳しく答えました(8)。その結果、モルデカイは王服を着て、王の馬に乗る、大きな栄誉を受けるようになりました。ハマンは、直接モルデカイの所に行って、王服を着せ、馬に乗せて、町の広場に導いて、その前で叫びました。「王は栄誉を与えたいと思われる人はこのとおりである。」(11)。巧妙な話術と渡世術で、富と地位と栄誉を受け、他人を害そうとしたハマンは屈辱を受けるようになりました。しかし、神様と人に忠実だったモルデカイは栄誉を受けるようになりました。

祈り:主よ!話術と渡世術よりも、神様を信じて正直に生きる時、本当の栄誉を受けることを信じます。

一言:善は必ず勝つ


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