2014年 10月 23日 (木)
栄誉を受けるようになったユダヤ人
1.同族を救ったエステル(1-8)
ハマンを柱につけた王は、エステルにハマンの家を与え、モルデカイをハマンの代わりに、ナンバーツーである国務総理として任命ました。何と驚くべきことでしょうか。しかし、エステルはこのような勝利に陶酔しませんでした。エステルは再び、王の足もとにひれ伏して、泣きながら、自分の民を滅ぼそうとする王命を取り消してくださるように、と切に求めました。王は、新しい命令を書くようにし、その全ての権限をモルデカイに与えました。物事がうまく運べば、最初に祈っていたことを忘れ、満足してしまいがちです。しかし、エステルは最初に始めたその祈りが完全に成就する時まで、最後まで信仰によって戦い、完全勝利をしました。
2.栄誉を受けるようになったユダヤ人たち(9-17)
モルデカイは王の命令を受け、新しい命令を作り、早馬に乗る者たちを通して、百二十集の首長たちとユダヤ人たちに送りました。その命令は、単にユダヤ人たちの命を保護するものではありませんでした。ユダヤ人たちを殺そうとした全ての敵を殺し、財産を奪う権利までユダヤ人たちに与えられました。神様が共におられる個人と民族が受ける栄光は、本当に驚くべきものです。モルデカイは青色と白色の王服を着、大きな金の冠をかぶり、最も近い所で王に仕える者になりました。ユダヤ人たちは、光と喜びと楽しみと栄誉で満ち溢れました。何よりも、ユダヤ人たちを軽んじていた他の民たちがユダヤ人たちを恐れ、ユダヤ人になる者が多く現れました。
祈り:主よ!神様が共におられる個人と民が、この世でどんなものよりも優れ、祝福されることを信じます。
一言:神様が共におられる民
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