聖書別日ごとの糧   >>   ヨブ記[2005]

2005年 09月 12日 (月)

ヨブ記31:1-40
ヨブの正しい生活


Ⅰ.おとめに目を留めなかったヨブ(1-12)

 ヨブは女性問題では潔白でした。彼は自分の目と契約を結んで、おとめに目を留めませんでした。心が女に惑わされて、隣人の門で待ち伏せもしませんでした(9)。彼の心が目に従って歩みませんでした。ヨブは若い時に娶った妻にいつも忠実でした。

Ⅱ.貧しい者たちを顧みました(13-23)

 ヨブはしもべたちを無視したりもしませんでした。ヨブは貧しい者とやもめとみなしごたちを顧みました。彼は決して自分の腹だけを満たす利己的な人ではありませんでした。彼は神様を恐れていたので、うわべに関係なく、人を貴く思い、熱心に仕えました。このようなヨブは今日の利己的なお金持ちたちとは、はっきりと違っていました。

Ⅲ.金に望みを置きませんでした(24-40)

 ヨブは金に自分の人生の望みを置かず、財産に頼ることもしませんでした。財産を喜びの対象ともしませんでした(24,25)。彼はお金持ちでしたが、神様に望みを置いて、神様を喜ばせました。ヨブは自分の無罪を主張し、神様が彼に聞いてくださることを願う、と言いました(35)。ヨブがこのように話したのは、因果応報的な考え方によって、苦難に込められた神様の大きな計画を知らなかったからです。とにかく、ヨブは常日頃、本当にすばらしい信仰の生活をしていたのです。


祈り:主よ!ヨブの正しい生活を見ながら感銘を受け、私もそのように生きることを願います。神様の御前で恥ずかしくないことを願います。

一言:財産より神様を喜ぼう


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