聖書別日ごとの糧   >>   ヨブ記[2023]

2023年 04月 19日 (水)

ヨブ記 13:1-28(15a)
私は神を待ち望む

 ヨブは、直接神さまと論じ合うとことを願うようになりました。もはや三人の友人を相手にせず、ただ、神さまにだけ心を向け、神さまと語り合う時間を持とうと思いました。自らの体験をスタート地点に、より深い神さまへの理解を得ようと、神さまを待ち望むようになりました。「この私は全能なる方に語りかけ、神と論じ合うことを願う。しかし、あなたがたは偽りを塗る者、みな無用の医者だ。ああ、あなたがたが沈黙を守っていたら、それがあなたがたの知恵となっていただろうに。」(3-5)友人たちの律法的な考えとアドバイスは、苦難の中にいるヨブにとっては偽りの診断を受けるようなもので、何の解決にもなりませんでした。

ヨブに信仰がなければ、彼は神さまを待ち望まなかったでしょう。失望して全てをあきらめていたでしょう。しかし、ヨブには信仰がありました。ヨブは、自分の現実としっかり結びついた生ける神様の言葉を求めました。彼に救いを与える真の神の言葉、彼を癒すことのできる御言葉を求めました。以前のように、家族が神さまの前で間違いを犯すことを恐れてビクビクしながら全焼のささげ物をしていた時とは異なる姿です(1:5)。大胆に、不満も戸惑いも、また願いも、ありのまま主の御前で吐露しました。神さまの返答に期待しました。



祈り:主よ、あなただけが私の望み、また、救いです。救いの御言葉をいただくまで、考え続け、求め続け、主に期待し続けるように助けください。

一言:神さまを待ち望む


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