聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2004]

2004年 11月 12日 (金)

詩篇41:1-13
弱っている者に心を配る人

Ⅰ.幸いなことよ。弱っている者に心を配る人は。(1-3)
 ダビデは、弱っている者に心を配る人は幸なことだと言っています。彼がこのように話すことができるのは彼が患難の中にいた時、神様から助け出されたからです。ダビデはイスラエルの牧者として弱っている者を顧みて保護しました。また彼自身が肉体的に、霊的に弱っている時に神様は彼を顧みてくださり、保護してくださいました。ダビデは弱く助けが必要な者たちに対する神様の心をよく知っていました。彼は憐れみ深い神様が弱っている者に心を配る人を祝福されることを信じました。
Ⅱ.主よ、あわれんでください。(4-13)
 ダビデは、彼が弱い中にいた時、敵によって言いようのない苦痛を受けました。敵は悪口を言い、ののしりました。またダビデの破滅を喜びました。はなはだしくはダビデが再び回復できないと言いました。ところがダビデにとって、さらに大きな苦痛は最も近くにいた友だちの裏切りでした。しかしダビデはこのような絶望の中で神様を仰ぎ見ました。彼は究極的な救いと勝利が神様から来ることを知っていました。彼は悔い改め神様の憐れみを求めました。彼は永遠に神様の前で生きることを願いました。彼は、神様が彼の罪を赦され、彼の体を癒してくださることを信じました。また神様が彼に究極的な勝利をくださることを確信しました。

祈り:主よ!私を憐れんでください。私に主の憐れみの心をくださり、弱く助けが必要な人々に心を配るように助けてください。

一言:憐れみを施す牧者


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