2015年 10月 06日 (火)
栄光の王とは、だれか
24篇は、聖所の契約の箱を担いで行きながら、歌った歌から由来したものだと、思われます。「門よ。おまえたちのかしらを上げよ。栄光の王がはいって来られる。その栄光の王とは、だれか。万軍の主。」(9,10)。栄光の王とは、私たちの賛美と礼拝を受けるのにふさわしい方だ、という意味です。栄光の王とは、だれでしょうか。神様です。その方は、全地とそこにある全てのものの主人です(1)。なぜなら、全てのものを、お造りになったからです。神様は、海と川の上に基を据えられました(2)。古代では、海と川を悪の象徴と考えられていました。しかし、悪であっても、死であっても、惑わす者であっても、そのどんな勢力もみな、神様の統治にひざまずかなければなりません。むしろ、神様は、その上に、美しく、秩序ある世の中を、造られました。それで、悪も、神様が立てられた秩序を造る道具に過ぎません。だれが、聖なる栄光の王の前に、立つことができるでしょうか(3)。手と心がきよく、そのたましいをむなしいことに向けない人です。それは、神様を求める者であり、神様に礼拝することを求める人です(6)。神様は、このような人に、祝福することを、願われます。
神様の契約の箱を背負った祭司たちが、主の宮に入って行きながら、歌いました。「栄光の王とはだれか。」民たちが答えました。「強く、力ある主。戦いに力ある主。」彼らはみな一緒に歌いました。
「門よ。おまえたちのかしらを上げよ。永遠の戸よ。上がれ。栄光の王がはいって来られる。」栄光の王が入って来られます。全ての造られた物は、栄光の王を、喜びで迎えなければなりません。私たちは手を上げ、栄光の王に、賛美を礼拝をささげなければなりません。
適用:栄光の王をお迎えする用意はできていますか
一言:あなたがたのかしらを上げよ
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