聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2021]

2021年 02月 17日 (水)

詩篇12:1-8(6)
混じり気のない主のことば

 ダビデはこの世の嘆かわしい現実を見て、主に助けを求めます。敬虔で、誠実な人が消え去りました。代わりに、悪い人々が世を支配していました。彼らの言葉には真実性がなく、偽りとへつらいで人をだまします。傲慢で、自分を誇ります。ダビデは神様に祈ります。「主が へつらいの唇と傲慢の舌を ことごとく断ち切ってくださいますように。」(3)今日も、偽りの勢力が世を支配しています。ことわざにもあるように、「正直者が馬鹿を見る」世の中です。偽り、へつらい、自慢する人々が得をします。このような世の中を見ると、挫折感を味わいます。実に腹立たしく、嘆かわしいことです。私たちの力では、巨大な偽りの勢力と戦って勝つことはできません。神様だけが、偽りの勢力を断ち切ることができます。神様だけが、偽りの世の中で苦しんでいる、正しい人々を救うことができます。

神様は、悪者たちの言葉によって苦しみを受けている人を、見捨てられませんでした。苦しむ人の嘆きを聞き、安全な所に導き、守ってくださいます。いったい、どこに行けば守られるのでしょうか。主の御言葉の中です。主の御言葉は混じり気がありません。土の炉で七度試され、純化された銀のように、不純物がありません。神様の御言葉には偽りがありません。神様の御言葉は、混じり気のない真理で満ちています。ですから、神様の御言葉を信じて守るなら、救いを得ます。偽りが横行している世の中で、真理の道を行く力を得ます。神様の御言葉の通りに生きるなら、悪に倒れることなく、安全に守られ、義の道を行くことができます。神様の御言葉は、私たちを敬虔な人、誠実な人として立たせてくださいます。悪と偽りで苦しむ時代を救う、世の光にしてくださいます。



適用:どうすれば、敬虔で誠実な人になれるのでしょうか

一言:混じり気のない主のことばによって


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