人は、どうすれば幸せになれるのでしょうか。ダビデは主に尋ねます。「主よ　だれが　あなたの幕屋に宿るのでしょうか。だれが　あなたの聖なる山に住むのでしょうか。」（1）ダビデは、主とともに住むことを最高の幸せだと思いました。神様を礼拝し、その聖さを味わうことにまさる幸せはありません。豪邸で贅沢三昧の生活をすることが、幸せでしょうか。そこに神様がおられなければ、たましいが病んで、不幸になるでしょう。たとえ、ぼろ屋で暮らしたとしても、主とともに生きるなら、幸せです。幸せを願うなら、主の幕屋を慕わなければなりません。主と交わり、主の聖さを知っていくことを慕わなければなりません。

主の幕屋に宿るためには、どのように生きるべきでしょうか。第一に、ことばにおいて、正しくなければなりません。人の心の中には、人を中傷しようとする本性があります。しかし、主とともに生きるなら、隣人へのそしりを口にしてはいけません。兄弟を尊く思い、尊重する心を持たなければなりません。隣人の弱点をかばう言葉、褒め言葉、励ましの言葉をかけようと努力しなければなりません。第二に、約束において、真実でなければなりません。神様は、約束の神様です。たとえ損になっても、誓ったことを変えない人を尊びます。第三に、お金の誘惑に揺るがされてはいけません。貧しい兄弟にお金を貸す時、利息をつけてはいけません。賄賂を受け取って、潔白な人を不利にしてはいけません。お金のためなら、手段を選ばない人々がいます。そうやって、悪に陥ります。神様の民には、お金より、もっと価値あるものがあります。義と真実と愛です。たとえ損になっても、全き者として主の前に歩み、正しく生きる人は、永遠に揺るがされない祝福を手に入れます。

適用：主と共に生きる幸せを得るためには

一言：正しく生きよう