2021年 04月 05日 (月)
私の幸いはあなたのほかにはありません
私たちは人生で度々、苦難と危機に遭遇するときがあります。そんなとき、私たちはどこに逃げ込み、だれが私たちを守ってくれるのでしょうか。それは、神様です。ダビデは様々な苦難といのちの危機に遭いました。そのたびに、彼は神様に身を避け、神様はそんな彼をいつも見守ってくださいました。彼は「あなたこそ私の主。私の幸いはあなたのほかにはありません。(2)」と告白しています。神様を信じる聖徒たちを見て、ダビデは喜びました。ほかの神に走った者は痛みが増し加わるので、その名を口にしないと彼は言います。
ダビデは、神様を自分の主として生きる者の幸いについて語っています。彼にとって、主は割り当て分、また杯です。主は彼の受ける分を堅く保ってくださいます。この世の人々が頼っているものは、一瞬にして消え去ります。しかし、主は私の割り当ての地となり、私を守ってくださいます。神様は私たちを、御言葉をもって助言してくださいます。私たちの中におられる聖霊は、私たちに真理を悟らせ、その御言葉に聞き従うように助けてくださいます。私たちをいつも主の御前で生きるように助けてくださるので、私たちはどんな苦難と危機の中でも、揺るがされることがありません。この主によって私たちの心は喜び溢れます。私の身も安らかに住まいます。私たちがこのように喜びながら生きることができるのは、私たちに永遠の望みがあるからです。この世の人々のすべての望みは、死とともに終わってしまいますが、主は、主にあって敬虔な者のたましいを滅ぼさず、よみに捨て置きません。永遠のいのちを与え、よみがえらせてくださいます。ダビデは、主が自分にこのいのちの道を知らせ、満ち足りた喜びをとこしえに与えてくださることを賛美し、喜んでいます。
適用:まことの幸いを、どこで求めますか
一言:主のほかには
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