聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2021]

2021年 04月 16日 (金)

詩篇 26:1-12(1)
よろめくことなく主に信頼しています

ダビデは霊的な人であり、高潔な人でした。しかし、自分を取り囲む不道徳で邪悪な社会に妥協しそうになる誘惑に、日々さらされていました。 彼は主に、「私を調べ、試みて下さい。」と頼みます(2)。 彼は神様を愛し、神様の真理のうちを絶えず歩むよう努めました。むなしいことが好きな人と付き合ったり、二心を抱いた者と友達になったりしませんでした(4)。彼は悪しき者と妥協することを拒むだけでなく、前向きな生き方をするように努めました:神様に感謝し、主の奇しいみわざを語り告げたのです(7)。彼は、この詩を通して、自分のこれまでの誠実な歩みを誇ろうとしていた訳ではありません。彼は霊的な戦いを戦っていたのです。神様に感謝する人々とともに自分が平らな所に立てるように神様の助けを求めたのです。

ダビデは、ひたむきに神様を求めて敬虔な生活を送ろうとしても、自分が神様の憐れみを必要とする一人の罪人でしかないことをよく知っていました。それで、手に悪事のある者たちの邪悪な策略に飲み込まれないように、神様が贖ってくださるように求めました。神様が彼を贖い、憐れみ深くあられるからこそ、ダビデは誠実に歩むことができるのです。主が、私たちを真理のうちに歩ませ、主のすばらしいみわざを語り告ぐのを助けて下さるように祈ります。



適用:どうしたら誠実に歩めますか

一言:贖って下さる主に信頼しよう


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