聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2021]

2021年 05月 06日 (木)

詩篇33:1-22(2)
感謝し、ほめ歌を歌え

 主を喜び歌うことは、聖徒の当然な義務です。私たちは、なぜ主を賛美するのでしょうか。

第一に、主の御言葉の故に、賛美をしなければなりません。主の御言葉は真っ直ぐで、真実です。その御言葉によって、天と海が造られました。主の御言葉には、その言葉どおりになる力があります。被造物である私たちは、御言葉の力で世を造られた主を、賛美しなければなりません。

第二に、主のご計画の故に、賛美しなければなりません。人は将来に対して、多くの計画と考えを持っています。しかし主は、人の計画を廃され、主の計画を永遠に成し遂げられます。時には、悪い人が歴史を司っているかのように思えます。自分の人生が悪人によって苦しみを受けているようにも思えます。しかし、私たちは神様の計画を仰ぎ見なければなりません。神様が私を選ばれたのは、世を救うことに用いられるためです。この神様の計画は、必ず成就します。私たちは、歴史と人生に置かれた主の計画を信じ、主を賛美しなければなりません。

第三に、主の救いゆえに、賛美しなければなりません。苦しみに陥ったのに、だれも助けてくれない淋しい時がありました。軍隊や勇士が助けてくれるなら、どれだけ良いでしょうか。しかし多くの軍隊や勇士は自分自身も救うことのできない弱い人間に過ぎません。私たちには、天から私たちをのぞき込んで顧みてくださる主がおられます。人は私たちを助けることができませんが、主は助けてくださいます。主はご自分を求める者を、死から救い出されます。ご自分に頼る者の助けと盾になってくださいます。天から私を顧みてくださり、私が危険な状態の時に救ってくださる主がおられることは、どれだけ喜ぶべきことでしょうか。この主に感謝と喜びの歌を歌います。



適用:私が感謝と賛美をする理由は何でしょうか

一言:主を喜び歌う


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