聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2021]

2021年 07月 05日 (月)

詩篇46:1-11(1)
神はわれらの避け所

 神様はイスラエルの民において避け所です。この世には地が揺れ動き、海の水が溢れ出るような、怖くて恐ろしい出来事が絶えません。しかし神様を避け所とする民たちは、苦しむ時にも恐れません。神様が力となり、強い助けとなってくださるからです。シオンは神の都です。そこには神の聖なる場所があって、そこから祝福の水が豊かに湧き出て川へと流れ込んでいきます。神様はその都のただ中におられるので、私たちの信仰はどんな恐ろしい試練の夜が来ても、決して揺れ動きません。夜が明け、日が昇る前に、神様はその都を助けてくださいます。神様が御声を発せられると、地は溶け、国々は立ち騒ぎ、諸方の王国はすべて崩れ落ちます。万軍の主がイスラエルとともにおられることは、どれほどの祝福でしょうか。この世には恐ろしい敵が多いですが、私たちは恐れる必要がありません。ヤコブの神様が私たちの避け所、砦となられるからです。それで私たちは勇敢に言えます。「患難よ、来い!私は決して恐れはしない!」。

 主は地で恐るべきことをなさいました(8)。イスラエルを攻撃しに来た国々の弓をへし折り、槍を断ち切り、戦車を火で焼かれたのでした。また、主は地の果てまでも戦いをやめさせ、イスラエルが平和の中に暮らせるようにしてくださいました。神様は、地が騒ぎ、あちらこちらで争いや戦いがある中で、「やめよ。知れ。わたしこそ神」と言われます。この方は国々の間であがめられ、地の上であがめられる、まことの神です。ですから、私たちはどんなに恐るべきことがあろうとも、避け所と砦となられる神様のもとに避難すればよいのです。この神様を避け所にする人は、主がなされる栄光と勝利を見ることが出来ます。



適用:患難にあった時、どこに身を避けますか

一言:避け所である神様


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