聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2021]

2021年 07月 11日 (日)

詩篇52:1-9(8)
世々限りなく神の恵みに拠り頼む

 ダビデはサウル王から逃れて祭司アヒメレクの家に来て、食べ物と剣を得ました。アヒメレクはダビデがサウルから逃れていたことを知らず、ダビデの頼みを聞いてあげただけでした。ところが、そこにいたドエグはサウルのところに来て、アヒメレクがダビデを助けたことを告げ、アヒメレクを含めた多くの祭司たちを殺しました。それによってドエグは王から認められたでしょう。彼のような横暴な人は、悪を誇りとします。しかし、ダビデは「なぜおまえは悪を誇りとするのか。神の恵みはいつもある」と言います。欺く人の舌はまるで鋭い刃物のように破壊を企みます。悪と偽りを愛し、欺きの舌で他人を滅ぼします。自分の大きな富に頼り、破滅のわざを勝ち誇ります。このような人は、その瞬間は成功したように見えます。しかし、神様はこのような人々を永遠に滅ぼします。彼らを幕屋から引き抜かれます。

ダビデは荒野に逃れていました。しかし、彼は自分をどのようなものだと歌っていますか。神の家に生い茂るオリーブの木だと言っています。世々限りなく、神の恵みに拠り頼むと歌っています。自分の悪い知恵や富に頼る人生は、空しいです。彼らが頼っているものは一瞬のうちに倒れ、引き抜かれてしまいます。しかし、神様を愛し、神様に拠り頼む人生は、神の家に生い茂るオリーブの木のようです。その人生は揺るぎない土台のように永遠に安全です。



適用:生い茂るオリーブのような人生を送りたいですか

一言:神の恵みに拠り頼む


<<(1)    前のページ(51)    52    次のページ(53)    (82)>>

聖書別日ごとの糧