聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2021]

2021年 09月 09日 (木)

詩篇65:1-13(11)
その年に御恵みの冠をかぶらせます

詩篇65篇は、収穫の後に神様に感謝を捧げる賛美です。ダビデの感謝はどこから出たのでしょうか。神様は祈りを聞いてくださいます。罪と咎を赦してくださいます。主の庭に住まわせます。これは霊的な感謝です。実際の生活においても、神様は日差しと雨を与え、いい環境を造ってくださいました。一年を通して、神様の恵みが世界の隅々まで満ち溢れています。春になると暖かくなって春雨が降り注ぎます。大地に草が生え、木は葉を出します。夏には、強い太陽の下で草がぐんぐん育ち、花が咲きます。それで羊とやぎは十分に草が食べられます。秋になると、果物と穀物が豊かになり、小屋は子羊と子ヤギでいっぱいになります。冬になると、次の年のためにしばらく休みながら力を蓄えます。これらすべてが神様の恵みです。人々はある年を指して凶年だという時があります。しかし、それは人の欲望に及ばなかっただけであり、本当は凶年ではありません。よく考えて見ると、どの年も主の恵みの冠をかぶらせなかった年はありません。主の通られた跡には油が滴り、荒野の牧場にも滴り、もろもろの丘も喜びをまとっています(12)。 牧草地は羊の群れをまとい、広々とした平原は穀物を覆いとしています。まことに喜び叫び歌っています(13)。

主の恵みを思うと、感謝で喜び叫び歌うようになります。自分の祈りを聞いてくださる神様、罪を赦し罪からの自由を与えてくださる神様、いつも共にし、導いてくださる神様を考えると、感謝で胸がいっぱいになります。年ごとに御恵みの冠をかぶらせて下さる神様に感謝します。



適用:自分に施してくださる神様の恵みを考えてみてください

一言:喜び叫び歌います


<<(1)    前のページ(64)    65    次のページ(66)    (82)>>

聖書別日ごとの糧