2023年 01月 05日 (木)
主の御名にほめ歌を歌え
二つの詩は、エルサレム神殿に到着した巡礼者たちが神殿の庭で神様を賛美する詩です。詩人は、礼拝者たちに「さあ、主をほめたたえよ。」「主の御名をほめたたえよ」と言いました。天と地の神々が多くある中で、特別に主の御名を賛美しなければならない理由は何でしょうか。
第一に、主がイスラエルを、ご自分の宝として選ばれたからです(135:4)。イスラエルには、神様の特別な所有、宝となる理由がありませんでしたが、それでも、神様に選ばれました。私が神様の宝となり、この方の特別な関心と愛と保護を受ける存在になったのは、ただ、神様の恵みによります。私をご自分の宝として選ばれた主なる神様の恵みを黙想して、賛美しましょう。
第二に、主が、全ての神々にまさっておられる方だからです(135:5)。異邦人たちが頼る偶像は、外見上は、それらしく見えます。主なる神さまとは違って、目で見ることができます。しかし、偶像は、語ることも、見ることも、聞くこともできない存在にすぎません。偶像を作る者と、それに頼る者は恥をかくしかありません。しかし、主なる神様は、天と地を造られた方です。イスラエルがエジプトの支配を受け、苦しみによって呻いた時、主は彼らの叫び声を聞かれました。主はエジプトを打って、屈服させ、ご自分の民を救われました。カナンの多くの国を討ち、強い王たちを殺しました。彼らの地をご自分の民イスラエルに、相続の地として与えられました。主、その御名は偉大で、美しい名です。世の人々は、偶像、愛、お金、権力などを崇拝し、頼ります。しかし、主なる神様は、この全てのものよりも、強いお方です。
祈り:主なる神様、必ずご自分の選ばれた民を保護し、祝福してくださることを感謝します。そんな主の御名を賛美します。いつでも、私が主を見上げ、頼るように助けて下さい。
一言:賛美しよう
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