聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2023]

2023年 01月 09日 (月)

詩篇139:1-24(12)
主には、夜は昼のように明るいのです

主は、私を知っておられます。座るのも、立つのも、私の思いと全ての行いは、主に知られています。主は、私の舌の言葉も知っておられます。このように私のことを知り、前と後ろから取り囲んでくださる方を離れて、私はどこに行けるでしょうか。主の前から離れ、どこへ逃れることができるでしょうか。天に上っても主はそこにおられ、よみに床を設けても、そこにおられます。海の果てに行って住んでも、そこでも主の御手が私を導きます。主は、私の内臓を造り、母の胎のうちで私を組み立てられました(13)。時には、闇が私をおおう時があります。私を照らす光がわずかなものになり、暗くなる場合もあります。しかし、私がどこに行っても、私を知っておられる主、私がどこにいても、私を導き私をつかむ主は、闇の中でも私とともにおられます。主には、闇が闇ではありません(12)。主には、夜がありません。夜は昼のように明るいのです(12)。主には、闇と光は同じものです。それで、私をおおう闇も、主には光です。闇の中で私は心配しますが、私を知っておられる主は、少しも心配されません。闇が臨むと私はあわてますが、私を導かれる主は、少しも萎縮されません。主は、闇の中を、光の中を歩くように、明るく照らすようにいかれます。闇ではなく、光の中を歩みます。

今、闇が覆い、行く道を失っていませんか。闇に悩まされていませんか。自分の考え、自分の判断を下ろしましょう。私の全てのことを知っておられる尊い、深い主の考えを受け入れましょう (17,18)。そして、夜を明るく昼のように照らす主にゆだねましょう。「神よ 私を探り 私の心を知ってください。私を調べ 私の思い煩いを知ってください」(23,24)。神様は、私の考えや思いが悪ければ、正しくされます。私の行ないが悪ければ、正してくださいます。神様は光であるからです。その光の中にいる私には、闇が光となり、夜も昼のように明るく照るになります。



祈り:主よ、私は闇に悩まされています。でも、この時間、私の全てをご存じの主を見上げ、昼のように照らしてくださる主の導きに全てをゆだねます。

一言:主には暗闇がない


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