聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2023]

2023年 01月 18日 (水)

詩篇148:1-14(12,13)
すべてのものよ、主をほめたたえよ

詩人は、天地万物に向かって、主をほめたたえよ、と呼びかけています。まず、天にあるすべてのものに、主をほめたたえよ、と促しています(1)。御使いも、主の万軍も、日も月も星も主をほめたたえよ、と言っています(2、3)。多くの人は、天にある被造物を神のように崇拝します。太陽を神としてあがめたり、月の女神を崇拝したりします。しかし、天にある被造物を全て造られた主だけが崇められ、ほめたたえられるにふさわしいお方です(5)。次に、詩人は、地と海にあるすべてのものに、主をほめたたえよ、と言っています(7)。天と地にあるすべての被造物の存在目的は、何でしょうか。神様の栄光を現してほめたたえることです。神様に似せて造られた私たちも、神様の栄光を現して主をほめたたえるために造られました(イザヤ43:21)。そういうわけで、詩人は、すべての人に向かって呼びかけます。「地の王たちよ すべての国民よ。君主たちよ 地をさばくすべての者たちよ。若い男よ 若い女よ。年老いた者と幼い者よ。主の御名をほめたたえよ。」ところが、人は、すぐ高慢になりがちです。神様が受けるべく栄光を横取りするのが人間の姿です。王たちだけでなく、すべての国民が、自分たちを造り、高めてくださった神様がおられることを覚え、主をほめたたえなければなりません。特に、神の民とされた私たち信者は、神の救いのみわざを賛美し、ほめたたえることのできる特別な存在です。世の人々には出来ない、神に近い者だけがささげることのできる賛美をもって主をほめたたえることができます。



祈り:父なる神様、自分の名が高められることを願っていたことを、認めざるをえません。悔い改めます。主の御名だけをあがめ、ほめたたえます。

一言:主の御名だけがあがめられ


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