聖書別日ごとの糧   >>   箴言[2003]

2003年 05月 04日 (日)

箴言3:1-10
行く所どこにおいても、主を認めよ

I.御言葉をあなたの心の板に書き記せ(1-4)
心から神様の御言葉を守り、心の板に書き記せと言われます。そうすれば、心に平和が増し加わります。それだけではありません。神様と人の前で聡明と好意を得るようになります。信者が神様の御言葉を軽んじる時、その心には不安が増し加わり、人間関係も破壊されてしまうのです。
Ⅱ.心を尽くして主により頼め(5-10)
信者は何かをする時自分の悟りに頼りやすいです。経験や世のたくらみに頼る時失敗します。心を尽くして神様に頼むべきなのです。また行く所どこにおいても神様の御心を考え、神様の絶対主権を認める時,主は私たちの行く道をまっすぐにしてくださいます。どんな小さなことでも神様に頼りながら行なう時、神様が祝福してくださいます。また、神様を恐れることは具体的に悪から離れ、収穫の初物を捧げることによって現れます。神様を恐れ敬う生活をする時、神様は体を健康にしてくださり、倉を豊かに満たしてくださいます。

祈り:主よ!私が御言葉よりも自分の悟りに頼った罪を悔い改めます。私がすべてのことにおいて、神様だけにより頼むことができるように切に祈ります。

一言:行く所どこにおいても主を認めよ。



2003年 05月 05日 (月)

箴言3:11-20
知恵は真珠よりも尊い

I.神様の訓練を受ける者(11,12)
神様は愛する者を懲らしめられます。これは父がそのかわいがる子を正しく育てるために叱ることと同様です。したがって懲らしめは神様の愛の表現です。ですから懲らしめを受ける時、気を落としてはいけません。むしろ訓練を与える神様の深い愛を悟り、神様の御前で恐れ敬う心をもって担うべきです。懲らしめはその時は悲しく思われます。しかしこれによって訓練された後には平安な義の実を結びます。ですから神様の訓練を受ける者は幸いな者です。懲らしめを恐れ敬う心で受けない者は、神様の愛と祝福を捨てる愚かな者です。
Ⅱ.知恵をもっている者(13-20)
知恵の儲けは銀の儲けにまさり、黄金より有益です。真珠より尊いです。人間が望むどんなものも、知恵を得ることとは比べものになりません。知恵は人に長寿と富みと誉れ、平安をもたらします。また命の木の実のように永遠の命を得させます。神様はこの知恵をもって天地を創造されました。この知恵はまさに御言葉としておられた方が受肉されたイエス・キリストです。ですからこのイエス様を所有した者はすべての知恵と知識の宝を全部所有した者であり、一番幸いな者です。

祈り:主よ!しばらく受ける苦難のために悲しみ気を落とした不信仰を悔い改めます。主を所有し,主のために苦難を受ける私が一番幸せな者であることを確信します。

一言:真の幸福の条件



2003年 05月 06日 (火)

箴言3:21-35
一番安全な道

I.優れた知性と思慮をよく見張れ(21-26)
優れた知性と思慮とは完全な判断力と分別力を意味します。すなわち完全である神様がお与えになる知性と思慮を守る時、人は一番安全な道に行くことができるのです。命が保証され、人格が高められ、平安が心に留まるようになります。そして横になる時、心地よく眠ることができます。
悪者たちはいつも不安に襲われます。しかし神様を信じてその知恵に従う者たちは恐れがありません。神様がその足がわなにかからないように守ってくださるからです。
Ⅱ.隣人に善を施せ(27-35)
信者たちはすべての機会を掴んで善を施すべきです。消極的に罪を犯さない生活で満足してはいけません。積極的に善を施すべきです。また他人を妬んだり、理由もなく人と争ったり、悪者たちが栄えても羨んだりしてはいけません。
よこしまな悪者は神様の呪いを受けるようになります。しかし正しい人の住まいは神様の祝福があります。神様はまことに高慢な者をあざけられ、謙遜な者には恵みを与えてくださる方だからです。

祈り:主よ!私がいつも御言葉に基づいて安全な生活を過ごし、積極的に善を行うことができるように祈ります。

一言:御言葉に聞き従う日々を


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