聖書別日ごとの糧   >>   箴言[2003]

2003年 05月 11日 (日)

箴言7:1-27
私の教えを、あなたのひとみのように守れ

Ⅰ.私の教えを、あなたのひとみのように守れ(1-5)
知恵者は繰り返し神様の御言葉を守り、たくわえ、ひとみのように守るように言います(1,2)。御言葉を指に結び、心の板に書き記すように言います(3)。御言葉の意味を黙想しながら暗唱する時、その御言葉が心の板に書き記されるようになります。また知恵の御言葉をもって、姉妹と身内の者と親密に交わることを命じます(4)。
そうする時、この御言葉は他人の妻から守り、言葉の滑らかな見知らぬ女から守ってくれます(5)。堕落した本性を持った人間が女の誘惑を振り放すことは容易なことではありません。特に若者であるほどその傾向は強いです。ですから若者であるほど知恵の御言葉を心の板に書き記し、ひとみのように守らなければなりません。
Ⅱ.ほふり場に引かれる牛のような人生(6-27)
著者は他人の女の家に引かれる一人の若者のことを話しながら、その愚かさを指摘します。その女は遊女のように華麗な服で装い、嬌態を見せて若者を誘います。恥ずかしさを知らず、いろいろな言葉で誘惑します。
この誘惑に陥った若者は結局ほふり場に引かれる牛のようで、愚かな者を懲らしめるための足かせのようです(22)。これは死の部屋に下ることと同じです。ですから、私たちの心が女の道に迷い込んではならず、その通り道に迷ってはなりません(25)。

祈り:主よ!もう一度私の心の罪を悟らせてくださり感謝します。この罪人が主の知恵の御言葉を心に書き記し、ひとみのように守ることができますように祈ります。

一言:ほふり場に引かれる牛のような者にはなるな


<<(1)    前のページ(6)    7    次のページ(8)    (8)>>

聖書別日ごとの糧