聖書別日ごとの糧   >>   箴言[2013]

2013年 10月 03日 (木)

箴言7:1-27
私のおしえを、あなたのひとみのように守れ

1.私のおしえを、あなたのひとみのように守れ(1-5)
 信じる者は、神様の御言葉を守り、たくわえ、御言葉に従って生きなければなりません。その御言葉を、自分のひとみのように、大切に守らなければなりません(2)。また、いつも御言葉を指に結び、それを見て黙想し、暗唱し、心の板に書き記さなければなりません。御言葉を愛する時には、自分の姉妹のように、自分の身内の者のように、いつも近くにおいて置かなければなりません。そのようにした時、御言葉が遊女の誘惑からその人を守ってくれます。特に、若者は情欲の誘惑に弱く、いとも簡単にひざまづいてしまいます。それで、若者である人こそ、神様の御言葉を心にきざみ、ひとみのように守らなければなりません。
2.ほふり場に引かれて行く人生(6-27)
 著者は、遊女の誘惑に落ちて行く一人の若者を通して、愚かな人の末路がどうであるのか、を指摘しています。遊女は華やかな衣装を身にまとい、薄化粧をほどこし、嬌声を発し、道を歩いている若者に接近しました。彼女は彼を捕らえて、恥ずかしげもなく口づけをし、臆面もなく彼に言って、誘惑しました。誘惑に弱い若者は、結局惑わされ、すぐに遊女について行きました。彼は、まるでほふり場に引かれる牛のように、愚か者を懲らしめるための足かせのように、彼女について行きました(22)。また、自分のいのちがかかっているのも知らずに、わなに飛び込んで行く鳥のようでした。その若者は、死の部屋に下って行きました。それで、若者たちは遊女のいる所に近づいてはならず、神様の御言葉を、ひとみのように守らなければなりません。

祈り:主よ!私が、神様の御言葉を、ひとみのように守り、情欲の誘惑にひざまづかないように、助けてください。

一言:神様の御言葉を、ひとみのように守ろう


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