聖書別日ごとの糧   >>   箴言[2013]

2013年 10月 12日 (土)

箴言16:1-33
人の歩みを確かなものにされる主

1.歩みを確かな物ものにされる主(3,9,20,25)
 全ての御業を成し遂げようとされる方は主なので、しようとするすべてのことを主にゆだねなければなりません(3)。人は心に自分の道を思い巡らせますが、その人の歩みを確かなものにするのは主です(9)。御言葉に従って、注意深く生きる人は物事がうまく行き、堅く主を信じるなら、祝福が臨みます(20)。人の目にはまっすぐに見える道がありますが、結局は死に至る道があります(25)。私たちは、自分の人生を自分勝手に計画し、思い通りに生きようとしますが、私たちの生死、幸不幸を主管される方は神様です。それで、自分の知恵に頼ることより、神様の導きにゆだねるのが、賢明です。
2.傲慢と謙遜(5,18,19)
 主は心おごる者を忌み嫌われるので、彼らが手に手をとって、抵抗しても、神様の罰を免れることはできません(5)。高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立ちます(18)。へりくだって貧しい者とともにいるのは、高ぶる者とともにいて、分捕り物を分けるのにまさります(19)。
 傲慢は、自分より足りない者と比べる時に、生じる考えです。これは、自分が神様の御前でどれだけ足りない存在であるのかを悟ることができない、霊的な無知です。全宇宙に広がる創造主の神様を覚えるなら、時間と空間の制約を受けている弱い人間が、神様の御前で、傲慢な心を抱くことはできません。

祈り:主よ!私の人生を導かれる方は神様です。私が謙遜に神様の導きを受けることができるように、助けてください。

一言:私の人生を主にゆだねます


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